広く分布するバイオマス資源を有効活用し、バイオマスエネルギー(発電、熱利用、燃料)への変換技術と、堆肥化、飼料化などのマテリアル変換技術などのイノベーションをマーケティングに活用する産業交流展示会です。地域の特色を活かしたバイオマス産業を軸とし、経済性を確保し、環境にやさしく災害に強いまちづくりを実現するとともに、地域バイオマス利活用で創出する新産業と地域循環型エネルギーの強化を探ります。
同時に、官公庁・自治体、産業界、国内外の技術者や研究者を一堂に会して種々の交流の場を設けることで、技術イノベーションによるバイオマスビジネス創出とビジネスチャンスを図っています。
満員御礼 九州 !
11月16日(水)13:00 ~ 14:15
「脱炭素まちづくりのキラーコンテンツ
~バイオマスエネルギー&マテリアルの全貌!」
バイオマス資源を利活用した地域活性化と脱炭素まちづくりは、地方経済創生と環境保全の共生を実現し、SDGs時代の脱炭素社会、地域発展のニューモデルとして進化しました。地域に豊富に存在する農業、牧畜、森林のバイオマス資源は、利活用することで、地域に活力を与えるエネルギーとなり、さらに地域経済にプラスとなる肥料や飼料、燃料を生み出し循環型社会のモデルとして推奨されています。
日本の食料供給基地であり畜産業や食品産業が盛んな九州でのフォーラムでは脱炭素社会を切り開く、農業・牧畜業の貢献・役割・課題とともに、最先端バイオマスエネルギー&マテリアルのイノベーションと、環境を守り地域活性化に導くバイオマスエネルギー・ソリューションビジネスの成功事例を解説します。
日本を代表するバイオマス研究の第一人者の先生方と脱炭素まちづくりの課題の解決と協業連携を模索できる機会となります。
「脱炭素社会を切り開く 農業・畜産・木質資源の
バイオマスエネルギー&マテリアルの役割」
NPO法人 九州バイオマスフォーラム 理事長 薬師堂 謙一 氏
九州バイオマスフォーラムは2003年の設立以来、日本の食料供給基地であり畜産業や食品産業が盛んな九州のバイオマス利活用システムや、バイオマスエネルギーのような地域循環型エネルギー資源を利用・普及のためのネットワークを築き、九州で資源循環できる仕組みを提案してまいりました。長年蓄積された九州地域での調査・研究活動はSDGs時代を迎えた九州農業、まちづくりにさらに大きな発展と貢献をもたらします。
このセッションでは、脱炭素社会を導くバイオマスエネルギー&マテリアルの貢献・役割を解説します。。
「バイオマスエネルギー&マテリアルイノベーション
~家畜排せつ物の直接燃焼による熱エネルギー化」
農研機構(国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構)九州沖縄農業研究センター
暖地畜産研究領域 肉用牛生産グループ 長補佐 田中 章浩 氏
農業・食品分野の国立研究機関・農研機構では、九州の自然条件や社会条件に調和した生産力向上のための研究をしています。農業・畜産・林業におけるバイオマス資源を活用して変換された熱やエネルギーはもとより肥料として、より需要と付加価値の高いフルーツや花、嗜好品、高級食材として流通し、安心安全の九州ジャパンブランドとして信頼と優位性を築いています。そして今、様々な分野での農業・食品イノベーションが、豊かな生産地九州の農林水産・食品での繁栄を生んでいます。
このセッションでは、地域事情に即したバイオマスマテリアルの処理や利活用、ならびに家畜排せつ物の熱エネルギー転換技術を解説します。
「地域の力~自律分散型バイオマスエネルギーと
地域コラボレーションが最大のミッションだ!」
Spanner株式会社 代表取締役社長 O. バルテンシュタイン 氏
※「バイオマスエキスポフォーラム2022九州」は様々な産業分野との連携で市場が
九州アグロ・イノベーション2022 2022年11月15日(火)・16日(水)9:30~16:30
農業資材展 、 スマートアグリ技術展、農産物加工・流通技術展
畜産資材展、野菜果物・加工技術展、草刈り・除草展
(九州アグロ・イノベーション サイトへ)
満員御礼 !
バイオマスエキスポフォーラム2022
10月28日(金)14:00 ~ 15:30
会場:東京ビッグサイト 西展示棟内 セミナー会場
「脱炭素社会を切り開く
~バイオマスエネルギーが導く地域活性化のフューチャープラン!」
「バイオマスエキスポフォーラム2022」では、地域に広く分布するバイオマス資源を活用し、自律分散型バイオマスエネルギーを柱とした産業・経済の活性化と雇用の創出、バイオマス利活用による安心・安全を確保した脱炭素地域づくりの全貌と、キラーコンテンツのバイオマス利活用を成功事例で探ります。
2050年にカーボンニュートラル、脱炭素社会の実現に向けて、官公庁・自治体、産業界の取組みが急ピッチで進められています。
環境省では脱炭素地域づくりのモデルとして、2022年に第一回の脱炭素先行地域を募集し、79件の応募から、「範囲の広がり・事業の大きさ」「関係者と連携した実施体制」「先進性・モデル性」で優れた全国の26の自治体・地域が選定されました。
農山村漁村、離島、都市部の街区など多様な地域において、地域課題を解決し、住民の暮らしの質の向上を実現しながら脱炭素社会に向かう取組みの方向性が評価されました。
バイオマスエネルギーとマテリアルの分野では、北海道鹿追町、石狩市、上士幌町、秋田県大潟村、新潟県佐渡市、神奈川県横浜市、長野県松本市、岡山県真庭市、西粟倉村、高知県梼原町、他、様々な地域での、バイオマス発電、バイオガス発電、バイオマス熱供給事業、バイオガスプラント、木質バイオマスストーブ、家畜排せつ物の熱エネルギー化やバイオマスマテリアルの堆肥化がコンテンツとして提案されています。
フォーラムでは、「脱炭素社会を切り開く 脱炭素地域づくりの全体像」を紐解き、「脱炭素社会に向け国立研究機関が進めるバイオマス研究と社会実装」はじめ、脱炭素社会実現するために、地方自治体、地域産業団体、発電事業者、金融機関をコーディネートして、地域サプライチェーンを生み出し、環境を守り地域活性化に導くバイオマスエネルギー・ソリューションビジネスの成功事例も紹介します。
【基調講演】
「脱炭素社会を切り開く 脱炭素地域づくりの全体像」
環境省
大臣官房 地域脱炭素事業推進課 課長補佐 髙橋 亮介 氏
「脱炭素社会に向け
国際農研が進めるバイオマス研究とその社会実装への挑戦」
国際農研(国立研究開発法人国際農林水産業研究センター)
生物資源・利用領域 プロジェクトリーダー 小杉 昭彦 氏
「地域の力~自律分散型バイオマスエネルギーと
地域コラボレーションが最大のミッションだ!」
Spanner株式会社 代表取締役社長 O. バルテンシュタイン 氏
「バイオマス発電所由来
~ 『バイオ炭』の農地施用とカーボンクレジット」
フォレストエナジー株式会社 代表取締役社長 沼 真吾 氏
2022年 10月26日(水)~ 10月28日(金)
※「バイオマスエキスポ2022」は様々な産業分野との連携で市場が
「次世代環境調和型農業を目指して」
2022年10月26日(水)~26日(金)10:00-17:00
農業資材展、 スマート農業展、農産物加工・流通展、農作業負担軽減展、土づくり展、野菜・果物展
フローラル・イノベーション2022、鳥獣対策・ジビエ利活用展2022、草刈り・除草ワールド2022、
会場:東京ビッグサイト 西展示棟
バイオマスエキスポフォーラム2022 森林産業
会場:東京ビッグサイト 会議棟 102号室
9月14日(水)
「地域活性化の新潮流
木質バイオマス・ソリューションビジネス ~ 成功メソッドの全貌!」
2012年のバイオマスを対象とした「固定価格買取(FIT)制度」のスタートは、森林産業と地域発展の起爆剤として大きな潮流となりました。
そして今、木質バイオマス資源を利用した地域活性化とまちづくり、地方経済創生と環境保全の共生・取組みは、SDGs時代の低炭素社会実現と地域発展のニューモデルとして発展進化しました。
また、地域林業活性化が進み、手入れの行き届いた森林は、豊かな資源を産み、きれいな空気、美味しい水を作り、多くの命を育みます。そして、災害を防ぎ、流域の食物の生産地に栄養豊富な水を供給し、住宅木材や林産製品、バイオマス燃料を安定的に生産しています。
地方自治体、森林産業団体、発電事業者、金融機関をコーディネートして、地域サプライチェーンを生み出し、環境を守り地域活性化に導いたバイオマスエネルギー・ソリューションビジネスの成功メソッドの全貌と新たな事業を成しとげたスピリッツを紐解きます。
Opening Remarks
国立研究開発法人 産業技術総合研究所
エネルギー・環境領域 領域長補佐 坂西 欣也 氏
「自治体連携の事例紹介
~ 島根県津和野町における木質エネルギー事業」
フォレストエナジー株式会社 代表取締役社長 沼 真吾 氏
「自律分散型バイオマスエネルギーと
地域コラボレーションが最大のミッションだ!」
Spanner株式会社 代表取締役社長 O. バルテンシュタイン 氏
「ペレット製造及びペレットを用いた熱電併給
~ 地方自治体におけるメリット」
三洋貿易株式会社
機械・環境事業部 バイオマスグループ クラウディウス デッケルト 氏
バイオマスエキスポ2022 森林産業
「バイオマスエネルギーで加速する森林からの産業革命 2.0」
会場:東京ビッグサイト 西展示棟
FORESTRISE 2022(第3回次世代森林産業展):主催 産経新聞社 内
The Biomass Energy-Materials Conference & Expo 2022 FORESTRISE
9月14日(水)~ 9月16日(金)
バイオマスエキスポ2021
11月24日(水)- 26日(金) 東京ビッグサイト
アグロ・イノベーション2021:主催(一社)日本能率協会 内
The Biomass Energy-Materials Conference & Expo 2021
※「バイオマスエキスポ2021」は様々な産業分野との連携で市場が
アグロ・イノベーション2021 2021年11月24日(水)~28日(金)
農業資材展、 スマートアグリ技術展、農産物加工・流通技術展
農作業負担軽減展、野菜・果物展、土づくり展、農業セキュリティ展、ふるさと農業活性化展
フローラル・イノベーション2021、鳥獣対策・ジビエ利活用展2021
草刈り・除草ワールド2021、特別展示チェンソー特集
会場:東京ビッグサイト
国際農研 (国立研究開発法人 国際農林水産業研究センター)ブース番号 B8-07
熱帯・亜熱帯地域や開発途上地域の農林水産技術の向上を導く国立研究機関・国際農研は、地域の食料自給、エネルギー、水資源の安定供給や環境問題などで様々な国際的貢献をしています。
オイルパーム産業、バイオマテリアル、ペレット製造、微生物糖化技術、バイオエタノール製造、藻類による高付加価値化など最先端技術研究と地域活性化による国際貢献の現在を披露します。
開発途上地域でのバイオマス研究と、グローバル展開する異分野の企業との産学連携の相談を受け付けます。
バイオマスエキスポフォーラム’21
11月26日(金)15:00 ~ 16:30
会場:東京ビッグサイト青海展示棟内 セミナー B会場
「地域活性化の新潮流!
豊富な地元バイオマス資源を活用した次世代ビジネスプラン」
地域活性化、まちづくりをテーマに、バイオマス資源を利用した、地方経済創生と環境保全の共生・取組みを具体的な事例から解説します。
1.急速な経済的発展を続け、膨大な人口を擁しエネルギー消費や環境問題に大きな影響を与える東南アジア地域のバイオマス資源を活かしたエネルギー創生、高付加価値製品化、そして環境対策技術を通じ、地産地消・外消による地域活性化など、SDGs時代の地域発展モデルを紹介します。
2.地域林業活性化が進み手入れの行き届いた森林は、豊かな資源となり、きれいな空気、美味しい水を作り、多くの命を育みます。そして、災害を防ぎ、流域の食物の生産地に栄養豊富な水を供給し、住宅木材や林産製品、バイオマス燃料を安定的に生産しています。行政(国、県、町村)、そして民間が連携をし、地域の資源を地産地消できるサプライチェーンの構築による、地域活性へのきっかけを紐解きます。
3.福島県矢祭町での廃校を改築した木質バイオマスプラント利用施設の概要や、長野県安曇野市、他全国で進む地元森林資源を活用したバイオマス熱電併給と地域活性化、加えてトマト栽培、レンコン栽培などの成功事例を公開します。
4.群馬県渋川市の廃校利用といちごの施設栽培への取組み、島根県津和野町での林業活性化、宮崎県都農町での休耕地を活用したバイオマス燃料用早生樹の試験植林での、町内循環型エネルギーへのステップを解明します。
KeynoteSpeech
「東南アジアでの熱帯バイオマス資源の
安定調達・利活用技術による地域環境保全と日本型国際貢献」
国際農研(国立研究開発法人国際農林水産業研究センター)
生物資源・利用領域 プロジェクトリーダー 小杉 昭彦 氏
熱帯・亜熱帯地域や開発途上地域の農林水産技術の向上を導く国立研究機関・国際農研は、地域の食料自給、エネルギー、水資源の安定供給や環境問題などで様々な国際的貢献をしています。
このセッションでは、急速な経済的発展を続け、膨大な人口を擁し、エネルギー消費や環境問題に大きな影響を与える東南アジア地域のバイオマス資源を活かしたエネルギー創生、高付加価値製品化、環境対策技術、そして安定的なバイオマス調達を通じ、現在、マレーシアで実施している「SATREPSプロジェクト」を事例に、地産地消・外消によるバイオマス社会実装モデルについて紹介します。
「福島県東白川地域 4町村広域連携による森林資源の活用と地域活性」
奥久慈流域林業活性化センター 事務局長 小泉 美峰 氏
福島県東白川地域は、福島県の最南端に位置し、棚倉町、矢祭町、塙町、鮫川村の3町1村からなる地域です。奥久慈流域林業活性化センターは、この東白川地域の豊かな森林資源の維持、活用、川上~川下までの体制の構築、効率的な林業経営を推進することを目的として活動しています。
地域は素材生産が盛んなことから、それに伴う製材業も盛んです。また、AB材の生産が多いことから、木質バイオマスの原料となるCD材も多くあるため、チップやペレット等の燃料製造施設もあり、森林資源はもちろんのこと、川上、川中のプレーヤーが充実した地域となっています。ですが、最盛期と比べますと、原木価格の低下、担い手不足、森林整備の遅れ、再造林が進まないことによる森林資源の荒廃などにより衰退の一途をたどっています。
本セッションでは、林産業における様々な課題の解決を目指し、東白川地域において持続可能な森林経営モデルを構築するために、4町村が広域連携をし、検討を進めている「地域内エコシステム」構築事業を中心にご講演いただきます。行政(国、県、町村)、そして民間が連携をし、地域の資源を地産地消できるサプライチェーンの構築による、地域活性へのきっかけを紐解きます。
「福島県矢祭町、長野県安曇野市、他の
自律分散型バイオマスエネルギーと地域コラボレーションの方程式」
Spanner株式会社 代表取締役社長 O. バルテンシュタイン 氏
自然エネルギーで電気自給率3000%以上を達成した民間事業所とその経済効果を紹介します。
一般市民への電力供給、床暖房など施設内温水利用と近所の木質燃料調達による森林整備と過疎地域対策、そして分散型エネルギーシステムによる減災能力の組み合わせは施設の特徴です。施設の事業主は日本のどこでもある地域資源で化石燃料も原子力も必要としない豊かな生活環境が実現できると立証しています。
今回のセッションでは、福島県知事も視察に訪れた注目の福島県矢祭町での廃校を改築した木質バイオマスプラント利用施設の概要や、長野県安曇野市、他全国で進む地元森林資源を活用したバイオマス熱電併給と地域活性化の成功事例を公開します。
「群馬県渋川市、島根県津和野町、他の
自治体とバイオマス資源と発電ビジネスの協奏曲」
フォレストエナジー株式会社
バイオマス事業部 プロジェクトマネージャー 生田 雄一 氏
木質資源を地産地消する自然エネルギー事業を全国各地で展開するフォレストエナジー社は、森林資源の活用と森林の保全、エネルギー循環社会の実現や地域活性化に向けて木質バイオマス発電事業に取り組んでいます。地元自治体との信頼構築、木質チップ燃料の確保、熱電併給設備の安定稼働、そして金融機関との安定資金の調達など、多くの問題をスマートに解決し、各界の信頼を得て、事業の成功へと導いています。
群馬県渋川市の廃校利用といちごの施設栽培への取組み、秋田県の道の駅や島根県津和野町での林業活性化など新しい分野も広げています。また、九州においては、バイオマス利活用に積極的な宮崎県都農町では休耕地に燃料用早生樹を試験植林して、町内循環型エネルギーモデルの構築を支援しています。
このセッションではSDGs時代の農業・バイオマスエネルギー分野の最新事例を中心に、地域自治体や農業分野とのコラボレーションを探ります。
※「バイオマスエキスポフォーラム2021九州」は様々な産業分野との連携で市場が
「SDGs時代の農業・畜産・林業・バイオマス活用戦略」
6月16日(水)11:20 ~ 12:20
「九州発バイオマスが導く新技術
~ 農業・畜産・木質資源のパラダイムシフト」
NPO法人 九州バイオマスフォーラム 理事長 薬師堂 謙一 氏
九州バイオマスフォーラムは2003年の設立以来、日本の食料供給基地であり畜産業や食品産業が盛んな九州のバイオマス利活用システムや、バイオマスエネルギーのような地域循環型エネルギー資源を利用・普及のためのネットワークを築き、九州で資源循環できる仕組みを提案してまいりました。長年蓄積された九州地域での調査・研究活動はSDGs時代を迎えた九州農業、まちづくりにさらに大きな発展と貢献をもたらします。
このセッションでは、バイオマスが導く新たな九州農業・畜産・バイオマス活用の今後の方向性を示します。
「家畜排せつ物の直接燃焼による熱エネルギー化」
農研機構(国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構)九州沖縄農業研究センター
暖地畜産研究領域 肉用牛生産グループ 主席研究員 田中 章浩 氏
農業・食品分野の国立研究機関・農研機構では、九州の自然条件や社会条件に調和した生産力向上のための研究をしています。農業・畜産・林業におけるバイオマス資源を活用して変換された熱やエネルギーはもとより肥料として、より需要と付加価値の高いフルーツや花、嗜好品、高級食材として流通し、安心安全の九州ジャパンブランドとして信頼と優位性を築いています。そして今、様々な分野での農業・食品イノベーションが、豊かな生産地九州の農林水産・食品での繁栄を生んでいます。
このセッションでは、畜産が盛んな九州地域での地域事情に即した処理や利活用、ならびに家畜排せつ物の熱エネルギー転換技術を解説します。
「小型熱電併給設備Volterと地域エネルギー事業」
フォレストエナジー株式会社 代表取締役社長 沼 真吾 氏
木質資源を地産地消する自然エネルギー事業を全国各地で展開するフォレストエナジー社は、森林資源の活用と森林の保全、エネルギー循環社会の実現や地域活性化に向けて木質バイオマス発電事業に取り組んでいます。地元自治体との信頼構築、木質チップ燃料の確保、熱電併給設備の安定稼働、そして金融機関との安定資金の調達など、多くの問題をスマートに解決し、各界の信頼を得て、事業の成功へと導いています。
九州においては、バイオマス利活用に積極的な宮崎県都農町では休耕地に燃料用早生樹を試験植林して、町内循環型エネルギーモデルの構築を支援しています。また、群馬県渋川市の廃校利用といちごの施設栽培への取組み、秋田県の道の駅や島根県津和野町での林業活性化など新しい分野も広げています。
このセッションではSDGs時代の農業・バイオマスエネルギー分野の最新事例を中心に、地域自治体や農業分野とのコラボレーションを探ります。
九州アグロ・イノベーション2021 2021年6月16日(水)・17日(木)9:30~16:30
農業資材展 、 スマートアグリ技術展、農産物加工・流通技術展
畜産資材展、野菜果物・加工技術展、草刈り・除草展
満員御礼!
バイオマスエキスポフォーラム’20
会場:東京ビッグサイト青海展示棟内 セミナー 会場
「農業・林業・バイオマスが導く地域活性化&国際貢献!最前線!」
11月12日(木)
【基調講演】
「SDGs時代の農業戦略」
農林水産省 顧問 (前農林水産事務次官) 末松 広行 氏
「家畜排せつ物のメタン発酵における消化液利用の重要性と現状,
および改善方策」
農研機構(国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構)
中央農業研究センター 輪作体系グループ長 松﨑 守夫 氏
メタン発酵は廃棄物などを利用でき,原料を得るためのコストが少なくてすむ有望な技術です。メタン発酵で生成される消化液を処理するコストが大きいため、消化液を圃場に還元するなどの利用方法が望まれていますが、必ずしも消化液の肥料利用が進んでいるわけではありません。ここでは、消化液の特性や、作物への施用方法などについて解説し、今後の技術の発展方法についても探ります。
「地球環境保全とエコノミーの両立をめざして
~バイオマス活用による地産地消・外消による地域活性化へのシナリオ」
国際農研(国立研究開発法人国際農林水産業研究センター)
生物資源・利用領域 プロジェクトリーダー 小杉 昭彦 氏
熱帯・亜熱帯地域や開発途上地域の農林水産技術の向上を導く国立研究機関・国際農研は、地域の食料自給、エネルギー、水資源のの安定供給や環境問題などで様々な国際的貢献をしています。
このセッションでは東南アジア地域のバイオマス資源を活かしたエネルギー創生や高付加価値製品化、そして環境対策技術を通じ、現在、マレーシアで実施している「SATREPSプロジェクト」を事例に、地産地消・外消による地域活性化へのシナリオについて紹介します。また国内の地産地消型エネルギータウン化構想を進めるための変換技術の紹介や、その技術を通じたコラボレーションを探ります。
「地域課題の解決と小型木質バイオマス発電」
フォレストエナジー株式会社 代表取締役社長 沼 真吾 氏
木質資源を地産地消する地域自然エネルギー事業を全国各地で展開するフォレストエナジー社は、森林資源の活用と森林の保全、エネルギー循環社会の実現や地域活性化に向けて木質バイオマス発電事業に取り組んでいます。
地元自治体との信頼構築、木質チップ燃料の確保、熱電併給設備の安定稼働、そして金融機関との安定資金の調達など、多くの問題をスマートに解決し、各界の信頼を得て、事業の成功へと導いています。さらに宮崎県都農町の休耕地での早生樹の植林や群馬県渋川市での廃校利用といちごの施設栽培への取組み、秋田県の道の駅や島根県津和野町での林業活性化など新しい分野も広げています。このセッションでは農業分野の事例を中心に、地域自治体や農業分野とのコラボレーションを探ります。
「独楽矢祭 - 再生可能エネルギーに特化した事業団」
Spanner株式会社 代表取締役社長 O. バルテンシュタイン 氏
自然エネルギーで電気自給率3000%以上(2020年6月現在)達成した民間事業所とその経済効果を紹介します。
一般市民への電力供給、床暖房など施設内温水利用と近所の木質燃料調達による森林整備と過疎地域対策、そして分散型エネルギーシステムによる減災能力の組み合わせは施設の特徴です。施設の事業主は日本のどこでもある地域資源で化石燃料も原子力も必要としない豊かな生活環境が実現できると立証しています。今回のセッションでは、福島県知事も視察に訪れた注目の福島県矢祭町での廃校を改築した木質バイオマスプラント利用施設の概要を解説します。